「どんな形でもみんなと春高へ…」県代表大分南 受験で引退の元選手が選んだ道は陰で支えるマネージャー
2026年1月に行われる春の高校バレーに出場する大分県代表校を紹介します。
悲願の日本一を目指す女子の東九州龍谷です。
県内で絶対的女王として君臨する東九州龍谷。
県大会では26年連続41回目の優勝を飾り、その強さを見せつけました。
◆3年・藤崎愛梨キャプテン
「目の前の1球1球にしっかり向かって全員で拾ってつなぐというところを意識して応援してくださっている方々に、感動を与えられるバレーができたらいい」

注目は、身長182センチで最高到達点3メートルを誇るエースの忠願寺莉桜選手です。
2025年は19歳以下の日本代表にも選ばれ世界の舞台も経験しました。
◆2年・エース忠願寺莉桜選手
「いままで支えてきてくれた方々へ恩返しをプレーとして返すことが自分がバレーをやってきた中での目標だから。そこをしっかり恩返し出来るように頑張りたい」
そんな東九州龍谷は、2025年ある大きな変化がありました。
過去に12回、チームを全国大会優勝に導いた名将・相原昇監督が国内最高峰のSVリーグで指揮を執るため、2025年5月に東龍を去りました。

そのあとを継いだのが、コーチを務めていた竹内誠二さんです。
実は以前、相原監督が一時的にチームを離れたときにも指揮官を任されていた竹内監督。
その時には、春高で日本一に輝いています。
◆竹内誠二監督
「とにかく元気っぱいがむしゃらなプレーで、見ている人たちが感動するような高校生らしいプレーができれば勢いに乗って最後まで突っ走れるんじゃないかなと思っています」
2025年はインターハイでベスト8、国民スポーツ大会で3位と全国の舞台で1つ1つ着実に階段を上ってきました。
残る春高バレーでのチームの目標は明確です。
◆部員全員
「絶対全国制覇!おー!」
春の高校バレーは年明けの1月5日に東京で開幕します。
